今日も無事故の運行大変にお疲れさまでした。
本日、神奈川県トラック協会の開催による
【健康管理セミナー】に参加させていただきました。
その中で、
健康起因事故の原因疾病については、予防や予見の困難な疾病や
、生活習慣
とは必ずしも因果関係が強くない疾病が含まれる一方で、
生活習慣の悪化の結果として発症しているそうです。
早期の段階で対策を講じることで未然予防が可能な疾病も多くあると推測されます。
また、そのような生活習慣の悪化については、家庭を含めた日常の生活環境や
就労環境に起因するものも多くあると思われるのです。
事故発生までの因果関係をまとめると
①生活習慣や就労環境が悪化、
②健康状態が悪化しハイリスク状態
となる。
③健康状態の悪化が進行し病気を患う。
④適切にコントロールできなければ、乗務中に運転に影響を与える症状が発症。
⑤発症の結果生じる運転行動から事故に至る、というメカニズムを示しているのです。
運転に影響する主な疾病としては、眼疾患、神経疾患、脳血管疾患、
心臓疾患、睡眠障害、呼吸器系疾患、消化器系疾患、感冒/アレルギー疾患、
精神疾患
などが挙げられます。
たとえば、運転中に心臓・循環器系の疾患、脳血管疾患が発症すると、
急激に人の意識や注意集中力を奪い、運転者の身体運動能力が失われる。
その結果、運転中にこれらの病気が発症した場合には、運転者の運転操作が消失し、
ステアリングやブレーキの操作もなく、高速で運動エネルギーを持った自動車や
トラックが、障害物に衝突して甚大な被害をもたらす可能性があるのです。
運転中にこれらの重篤な病気が発症する事態をできるだけ避けるためには、
背景にある運転者の病気(心臓疾患、脳血管疾患等)や
生活習慣病(高血圧、
脂質異常症、糖尿病、肥満等)を適切に管理するだけでなく、
運転者の健康に
広く影響する生活習慣や勤務・労務管理のあり方に注目して改善し、
発症の可能性を少しでも低くすることが重要であるとの話がありました。
乗務員さんを守るためにも健康診断による再検査の方への受診勧奨をしますので
早急に再受診していただいて回答書をもって自己の病気対策を
会社と共に乗務員さんの協力によって改善していきたいと思いますので
何卒よろしくお願いいたします😉
【廣】