お疲れさまです。
人それぞれ価値観は違うと思います。
ロバート・H・フランク著『幸せとお金の経済学』
周りと自分を比べるのではなく、自分なりの幸せを見つけていくことの重要性を
説くのがこの本です😉
人々が得られる広い意味の財産として、
「地位財」と「非地位財」について取り上げています。
地位財とは、他人と比べたときに自分のほうが勝っている状態が
できることによって生まれる価値のことです。
具体的には、収入や社会的地位、家や車といったものを指します。
そして、非地位財とは他人が何を持っているかということは気にせずに、
そのもの自体に価値があり満足できるもののことです。
愛情・健康・自由・休暇・社会への帰属意識などを指しています。
むやみに地位財ばかりを追い求めてしまうのではなく、
自分の幸福度を高める非地位財のためにお金を配分していく部分が
ポイントだと取り上げているのです。
仕事を通じて得られる社会的地位や収入は地位財であるものの、
その点ばかりに意識が向いてしまっては幸福感は薄れてしまうでしょう。
大事な点は得られた地位財をどのような非地位財のために
使うかがカギだということです。
「お金は稼ぐことより使うほうが難しい」といった点をあらためて
考えさせてくれる。
幸せの形は人それぞれではあるものの、
相対的な価値観(地位財)と絶対的な価値観(非地位財)
愛情・健康・自由・休暇・社会への帰属意識を
混同してしまってはいけない・・・と
本当の幸せとは何かを考えさせてくれる本でした✨
【廣】
0 件のコメント:
コメントを投稿